<海外遠征報告>
2014年3月、第20回海外遠征が実施されました。3月9日に出発し10日から13日はハンガリーのブタペストにあるBVSC、14日から18日はドイツのデュッセルドルフにあるボルシア・デュッセルドルフという日程で、以下の15名が参加致しました。藤田陸登(広島大学4年)、有津和秀(広島大学3年)、塩山昌志(神戸大学3年)、野村卓人(東京大学3年)、平田真之(九州大学2年)、植田智宏(京都大学2年)、庄島靖(大阪大学3年)、池田峻(東京大学2年)、佐藤泰史(東北大学1年)、金森浩平(大阪大学1年)、村田侃生(高知工科大学1年)、佐竹里香(広島大学2年)、佐藤静香(高知工科大学2年)、寺田夕海(新潟大学1年)、久保汐里(東北大学1年)。詳細な日程は以下の通りです。
3月9日 出国(成田からアムステルダム経由でブタペストへ)
3月10日 BVSCにてトレーニング
3月11日 BVSCにてトレーニング フレンドリーマッチ
3月12日 BVSCにてトレーニング ブタペスト観光
3月13日 BVCSにてトレーニング
3月14日 ドイツに移動 デュッセルドルフ観光
3月15日 デュッセルドルフにてトレーニング 団体戦
3月16日 デュッセルドルフにてトレーニング ケルン観光
3月17日 デュッセルドルフにてトレーニング プロの練習の見学
3月18日 デュッセルドルフにてトレーニング 個人戦トーナメント
3月19日 デュッセルドルフにてトレーニング
3月20日 帰国
BVSCでは去年と同じくivan herendi氏に練習や試合をコーディネートしていただき、非常にスムーズに練習にとりくむことができた。学生たちははじめは慣れない地での活動に戸惑っていたが、なれ始めるとどんどん積極的に行動し、自分の人生の糧にしようという心意気が見られました。
ハンガリーの選手たちのボールの質はすばらしく、ミスも少ない上にブロックなどのいれにいくボールにも確実に意思が感じられ、自分たちよりも一段上であることがわかった上に、自分たちがさらにどういうことに気をつけていけばいいのかを学びました。さらに多球練習の球出しのコーチも、受けたことのないスピード、ピッチ、回転があり、選手はびっくりしていましたが、現地の人がついていっているのを見て、さらに必死にくらいついていました。
デュッセルドルフでは、大阪大学OBの斉藤さんのご尽力により、デュッセルドルフとケルンの観光をさせていただきました。異文化の地を観光することで、学生たちにとっても素晴らしい経験になったと思います。また、ボルシア・デュッセルドルフではCarsten氏の指導のもと、非常にユーモアにあふれた練習を経験させていただきました。目標を定めてのサーブやチキータの練習、ミドルに切り替えの練習のボールを集めるなど、コース取りを非常に意識されているんだなと実感しまた。
さらに、コーチの計らいにより、プロの練習を見学させてもらうなど、およそ普通では経験させてもらえないような素晴らしい経験をさせていただき、非常に感謝しています。
全員が大きなトラブルに巻き込まれることなく、健康に帰ってくることができて団長として本当に嬉しく思っています。10日間という期間が長かったのか短かったのかはわかりませんが、参加者全員が遠征の途中で一度は「遠征に参加して本当によかった」と言っているのをこの耳で聞いたとき、この遠征は素晴らしいイベントであると再認識いたしました。それだけ学生にとっても感慨深く、そして自分が卓球を続けてきあしたてよかったと実感できた10日間ではなかったでしょうか。20回という節目の遠征にふさわしいものになったかどうかは自分たちだけでは判断できませんが、選手たちが次の全国国公立大会や、その後の様々な場での活躍に生かされると確信しています。
最後になりましたが、今回の遠征に団長として参加させていただいた国公立連盟のみなさま、そして遠征のサポートすべてに関わってくださった皆様に、厚く御礼申し上げます。
第20回国公立大学卓球連盟海外遠征団長 神戸大学OB 岩城 禎
<海外遠征壮行会(2014年3月8日)>
第20回国公立大学海外遠征(訪問先:ドイツ、ハンガリー)に先立ち、3月8日に学士会館にて壮行会を行いました。遠征に関わる事務連絡の後、参加メンバー16名がが各自遠征への抱負を語り、連盟理事・オブザーバーによる激励を受けました。