<第26回海外遠征実施報告書>

  第26回の国公立大学海外遠征が2020年3月に実施されました。今回はドイツ(デュッセルドルフ)のボルシア・デュッセルドルフに遠征し、以下の男女総勢15名が参加しました。

 

<男子参加者:11名>

 谷口友章(高知大学4年)、山本健太郎(兵庫県立大学3年)、前田知勇(兵庫県立大学2

年)、伊藤駿(京都大学2年)、多田浩嗣(京都大学2年)、池田頼信(高知工科大学2年)、

南朋槻(高知工科大学2年)、山根優太(新潟大学2年)、野坂光(北海道大学2年)、久能木実(東京大学2年)、小松駿太(東京大学2年)

<女子参加者:4名>

 家高しの(高知工科大学2年)、鈴木美憂(北海道大学2年)、村上明日香(京都大学2年)、藤原真希(大阪大学1年)

 

<詳細日程>

3月3日   出国(成田からヘルシンキ経由でデュッセルドルフへ)

3月4日   デュッセルドルフにてトレーニング(午前中にケルン観光)

3月5日   デュッセルドルフにてトレーニング

3月6日   デュッセルドルフにてトレーニング(夕方トーナメント戦)

3月7日   デュッセルドルフにてトレーニング(午前中にデュッセルドルフ観光)

3月8日   デュッセルドルフにてトレーニング(午後にブンデスリーガ観戦)

3月9日   デュッセルドルフにてトレーニング

3月10日 デュッセルドルフにてトレーニング

3月11日 デュッセルドルフにてトレーニング

3月12日 デュッセルドルフにてトレーニング(午後にデュッセルドルフ観光)

3月13~14日 帰国(成田空港にて解散)

 

 遠征前半は、ボルシア・デュッセルドルフにてトレーニングを行いました。Ingo氏のご指導のもと、主にシステム練習や多球練習を行いました。この他に、スマッシュの速度測定や卓球台を4台つなげた巨大卓球など、遊びの要素を取り入れた練習もあり、選手たちは練習に終始集中し、かつ楽しんで練習に取り組む様子が見られました。現地の練習では、ボールの緩急や打つコースに重点を置いている印象を受けました。普段と同じ練習でもボールの回転量、弧線など送る球のバリエーションを意識することで、より実践に近い練習になると感じました。現地の人を交えたトーナメント戦では、日本ではあまり体感できないようなパワフルなプレーに皆驚き、大いに刺激を受けました。

 遠征後半はハンガリーに移動する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響によりBVSCでの練習ができなくなり、ボルシア・デュッセルドルフでの練習を延長することとなりました。この期間にブンデスリーガのホームマッチを観戦することができました。日本の試合会場とは違った応援や演出の中、ティモボル選手をはじめとする世界トッププレイヤーの迫力のあるプレーを間近で見ることができ、大変貴重な体験となりました。

 今回の遠征では行程が一部変更になりましたが、団員全員が充実した遠征に最後まで取り組むことが出来たことを非常に嬉しく思います。遠征メンバーにおいては、12日間という長い期間で得た多くの思い出や友情を、これからも大切にしていってほしいと思います。

さらに、遠征メンバーが今回の遠征で学んだことを各大学で共有することによって、国公立大学卓球界全体がさらにレベルアップしていくことを期待しています。また、最後になりましたが、国公立大学卓球連盟の皆様および遠征をサポートしていただいた皆様に深く感謝申し上げます。

 

第26回海外遠征団長 京都大学OB 天方 迪也

<海外遠征説明会(2020年3月2日)>

 

 第26回国公立大学海外遠征(訪問先:ドイツ、ハンガリー)に先立ち、3月2日に学士会館にて説明会・食事会を行いました。遠征に関わる事務連絡の後、天方団長以下参加メンバー16名及び関係者にて食事会を開催しました。