第22回海外遠征

<第22回海外遠征実施報告>

 第22回の国公立大学海外遠征が2016年3月に実施されました。前回と同様にハンガリー(ブダペスト)のBVSCとドイツ(デュッセルドルフ)のボルシア・デュッセルドルフに遠征し、以下の男女総勢15名が参加しました。

<男子参加者:11名>

 松比良駿(鹿児島大学4年)、林漱平(高知大学4年)、望月俊来(東京大学3年)、戸田貴裕(岡山大学3年)、藤沼望(神戸大学2年)、長野鎮也(埼玉大学2年)、戸田成彦(九州大学2年)、辻村拓哉(神戸大学1年)、都築海登(高知工科大学1年)、家代岡航太(大阪大学1年)、柴田真宏(東京大学2年)

<女子参加者:4名>

 堀田詩織(滋賀大学3年)、山下侑花(名古屋大学2年)、朝倉千尋(東京大学2年)、高松美聖(千葉大学2年)

<詳細日程>

 3月6日   出国(成田からヘルシンキ経由でブダペストへ)

 3月7日   BVSCにてトレーニング

 3月8日   BVSCにてトレーニング(フレンドリーマッチ)

 3月9日   BVSCにてトレーニング(夕方からブダペスト観光)

 3月10日 BVSCにてトレーニング(トーナメント戦)

 3月11日 デュッセルドルフに移動後、トレーニング

 3月12日 デュッセルドルフにてトレーニング(午前中にデュッセルドルフ観光)

 3月13日 デュッセルドルフにてトレーニング(午後からブンデスリーガ観戦)

 3月14日 ケルン観光およびトーナメント戦

 3月15日 デュッセルドルフにてトレーニング(夕方にプロの練習見学)

 3月16日~17日 帰国(成田空港にて解散)

 

 BVSCでは昨年までと同様、Ivan Herendi氏に試合を含めた練習全般をコーディネートしていただきました。練習内容としては、現地選手とのシステム練習および現地コーチによる多球練習がメインでした。現地の選手は非常にパワーがあり、日本ではなかなか体感することのできないスピードや回転量のボールに皆驚いていました。また、多球練習は球出しの質が高く、メニューもフォアを多く使うかなりハードなものでしたが、選手たちは必死にくらいついていました。

 ボルシア・デュッセルドルフではIngo氏、Dennis氏、George氏の3名のコーチ陣にご指導いただきました。システム練習や多球練習に加えて、ビデオ撮影による個人指導、遊びの要素を取り入れたウォーミングアップやゲーム練習など、選手たちが飽きることなく練習に取り組むことができるように工夫されていると感じました。また、デュッセルドルフではブンデスリーガのホームマッチを観戦させていただくことができました。日本のリーグとは違う演出や雰囲気を体感しながら、プロの選手たちによる白熱した試合を間近で見ることができ、本当に貴重な経験となりました。

 今回の遠征では特に大きなトラブルなく全員が最後まで練習に取り組むことができ、団長として非常に嬉しく思います。この遠征に参加したメンバーが海外で学んだことを各大学に持ち帰って共有することにより、国公立大学卓球界全体がレベルアップしていくことを期待しています。また、遠征メンバーにはこの遠征でできた思い出や繋がりをこれからも大事にしていって欲しいと思います。

 最後になりましたが、団長として今回の遠征に参加させていただいた国公立大学卓球連盟の皆様および遠征をサポートしていただいた全ての方々に深く感謝申し上げます。

 

                     第22回海外遠征団長 東京大学OB 田淵 拓也

<海外遠征壮行会(2016年3月5日)>

 

 第22回国公立大学海外遠征(訪問先:ハンガリー、ドイツ)に先立ち、3月5日に学士会館にて壮行会を行いました。遠征に関わる事務連絡の後、田淵団長他参加メンバー16名が、連盟理事・オブザーバーによる激励を受けました。