<第24回海外遠征実施報告>
第24回の国公立大学海外遠征が2018年3月に実施されました。前回と同様にハンガリー(ブダペスト)のBVSCとドイツ(デュッセルドルフ)のボルシア・デュッセルドルフに遠征し、以下の男女総勢15名が参加しました。
<男子参加者:11名>
吉岡大視(広島大学3年)、吉田千畝(静岡大学3年)、伊藤大智(新潟大学3年)、川西澄
(神戸大学3年)、川村堂雄(高知工科大学2年)、山本光一(高知工科大学2年)、松原巧
明(大阪大学2年)、西皓冬(香川大学2年)、五十嵐諒(東北大学1年)、前田忍(神戸大
学1年)、河野紘己(東京大学2年)
<女子参加者:4名>
木村颯花(宮崎大学2年)、池田妃那(神戸大学2年)、大田愛佳里(長崎大学2年)、田中
理沙(大阪大学1年)
<詳細日程>
3月4日 出国(成田からヘルシンキ経由でブダペストへ)
3月5日 BVSCにてトレーニング
3月6日 BVSCにてトレーニング(フレンドリーマッチ)
3月7日 BVSCにてトレーニング(夕方からブダペスト観光)
3月8日 BVSCにてトレーニング(トーナメント戦)
3月9日 デュッセルドルフに移動後、トレーニング
3月10日 デュッセルドルフにてトレーニング(午前中にデュッセルドルフ観光)
3月11日 デュッセルドルフにてトレーニング
3月12日 ケルン観光およびトーナメント戦
3月13日 デュッセルドルフにてトレーニング(夕方にプロの練習見学)
3月14日~15日 帰国(成田空港にて解散)
BVSCでは昨年までと同様、Ivan Herendi氏に試合を含めた練習全般をコーディネートしていただきました。練習内容としては、現地選手とのシステム練習および現地コーチによる多球練習がメインでした。現地の選手は非常にパワーがあり、日本ではなかなか体感することのできないスピードや回転量のボールに皆、終始圧倒されていました。また、多球練習は球出しの質が高く、メニューもフォアを多く使うかなりハードなものでしたが、選手たちは必死にくらいついていました。
ボルシア・デュッセルドルフではAnton氏、Jona氏の2名のコーチ陣にご指導いただきました。システム練習や多球練習に加えて、ビデオ撮影による個人指導、遊びの要素を取り入れたウォーミングアップやゲーム練習など、選手たちが飽きることなく練習に取り組むことができるように工夫されていると感じました。今回の遠征では特に大きなトラブルなく全員が最後まで練習に取り組むことができ、団長として非常に嬉しく思います。この遠征に参加したメンバーが海外で学んだことを各大学に持ち帰って共有することにより、国公立大学卓球界全体がレベルアップしていくことを期待しています。また、遠征メンバーにはこの遠征でできた思い出や繋がりをこれからも大事にしていって欲しいと思います。
最後になりましたが、団長として今回の遠征に参加させていただいた国公立大学卓球連盟の皆様および遠征をサポートしていただいた全ての方々に深く感謝申し上げます。
第24回海外遠征団長 鹿児島大学OB 松比良駿
<海外遠征壮行会(2018年3月3日)>
第24回国公立大学海外遠征(訪問先:ハンガリー、ドイツ)に先立ち、3月3日に学士会館にて壮行会を行いました。遠征に関わる事務連絡の後、松比良団長他参加メンバー16名が、連盟理事・オブザーバーによる激励を受けました。