2023年度理事会議事録

<国公立大学卓球連盟理事会(令和5年度第1回)議事録>

 

1.日 時  令和5年6月6日(火)20:30~22:30

2.方 法  LINEミーティングによるオンライン会議

3.出席者  長内(記)、広川、佐藤、中本、戸田、宇宿、葛山、尾崎、根木、岡田

       (敬称略、全10名)

4.内 容  主要な打合せ結果は以下のとおり。

 

(1)2022年度事業報告について

 ・長内が審議資料に基づき説明し、異議なく承認。

 ・4つの活動事業をコロナ対策を徹底して全て実施できたことを確認。

 

(2)2022年度連結会計の決算結果について

 ・佐藤会計担当理事が審議資料に基づき説明し、異議なく承認。

 ・4つの活動事業を全て実施し、連結単年度収支の累積繰越金が4,368,145 円から

  3,752,444円(▲615,701円、昨年度比▲259千円)になることを確認。

 ・要因は海外遠征費用の高騰による連盟負担金(744千円)のためで、特に海外遠征会計の

  繰越金は危険水域であることから、今後の連盟会計正常化に向けた検討が必要。

 ・今年度の特記事項として3つの口座のWeb対応化が完了し利便性が向上。今後は学生理事

  によるワンタイムパスワードカードの厳重管理が必要。

 ・学生理事による会計処理の整理と引継は今後は毎年3月末までに完了できるとよい。

 ・寺前監事による会計監査はオンラインで6/20(火)に実施予定。

 

(3)連盟会計正常化に向けた検討について

 ・佐藤会計担当理事が審議資料に基づき説明。

 ・検討項目として以下の4項目について議論。

  ①全国公大会の参加費(団体戦、個人戦)の値上げ

  ②国公立OB・OG大会の試合参加費と懇親会費の値上げ

  ③海外遠征の参加費の値上げ

  ④卓球研修会の参加費の値上げ

 ・海外遠征と卓球研修会の参加費の値上げは受益者負担の原則に基づき今後反映予定。

 ・国公立OB・OG大会の試合参加費と懇親会費の値上げはそもそもの学生支援の主旨に基づ

  き今後前向きに検討予定。

 ・全国公大会の参加費(団体戦、個人戦)の値上げは最終手段であると認識。

 ・上記の方針を踏まえ、次回以降の理事会で各活動事業の実施計画の収支検討で審議予

  定。

 

(4)第63回全国公大会の準備状況について

 ・長内が審議資料に基づき報告。

 ・日程は8/17(木)~20(日)、会場は北九州市立総合体育館での開催に向けて準備中。

 ・大会専用のGoogleドライブやLINEオープンチャットを利用し、6/14(水)を申込期限とし

  て各大学から参加申込を現在受付中。

 ・幹事校会議(シード会議)を6/24(土)・25(日)に開催予定で、個人戦のシード設定は第

  62回大会の実績や最新の学内ランクなどを踏まえて検討予定。

 ・代議員会議(8/17)の役員出席メンバーおよび大会期間中(8/17~20)の役員観戦メン

  バーは長内のみを確認。

 

(5)第64回全国公大会の準備状況について

 ・長内が審議資料に基づき報告。

 ・日程は来年8月中旬、会場は千葉ポートアリーナを候補にして検討予定。

 ・千葉ポートアリーナは第54回大会でも使用しているが、体育館使用料と冷房代が高額で

  あることが今後の課題。

 

(6)第65回全国公大会の主管校の調整について

 ・長内が審議資料に基づき説明し、異議なく承認。

 ・第65回大会は広島大学、第66回大会は東北大学、第67回大会は名古屋大学にそれぞれ主

  管校を依頼予定。

 ・第65回大会の主管校については第63回大会の幹事校会議(6/24・25)において広島大

  学と調整予定。

 

(7)主管校向けマニュアルの改定について

 ・長内が審議資料に基づき説明し、異議なく承認。

 ・GoogleドライブやLINEオープンチャットの利用、主管校と連盟の主要な実施事項の対応

  時期などを追記して更新することを確認。

 

(8)第27回国公立OB・OG大会の実施計画について

 ・主な検討課題について口頭で議論。

 ・日程は2024年1月13日(土)、会場はサイデン化学アリーナで開催予定。

 ・概略の開催案内(連盟HPへの掲載、メールによる連絡)を4/14(金)に実施済。

 ・当日は大学入学共通テストが予定されていて埼玉大学の生協食堂が懇親会の会場として

  利用できないことから、大人数が収容できる懇親会会場の確保が今後の課題。

 ・懇親会会場については大規模な会場の確保が現時点ではなかなか厳しい情勢。

 ・懇親会会場の確保対応、連盟会計正常化に向けた検討の一環としての試合参加費や懇親

  会費の値上げ対応について次回理事会で審議予定。

 

(9)第44回卓球研修会の実施結果について

 ・長内が審議資料(学生理事が作成)に基づき報告。

 ・日程は3/20(月)~23(木)、会場は埼玉県スポーツ総合センター、参加者は全30名(女子

  5名を含む)。

 ・会計報告については全体収支が679,456円で、連盟本部会計からの合宿費補助は

  215,456円(=実質214,466円+振込手数料990円)であることを確認。

 ・事後アンケート結果については総合満足度が4.60であるとともに、女子の初参加とラリ

  ーズアンバサダーによる実技指導の初実施は高評価であること、学生理事によるミーテ

  ィングの初実施も順調に終了したことなどを確認。

 ・多目的室(卓球台:9台程度)での練習・試合方式の実績として投票による団体戦がよか

  ったとのこと。

 

(10)第29回海外遠征の実施結果と次回に向けた課題について

 ・戸田理事が事前に送付したメールに基づき報告。

 ・日程は3/6(月)~17(金)、参加者は三谷団長(一橋大学OB)他全16名、遠征先はドイツ

  2箇所(バート・クニックスホーフェン、デュッセルドルフ)。

 ・遠征費用は円安や燃料費の高騰などの影響により約49万円と高額になったが、参加者に

  当初案内した44万円との差額(約5万円)を連盟が負担して対応。

 ・今後の遠征費用は時価に応じて設定することとし、値上げも已む無しと考えて対応予

  定。

 ・今回初めての遠征先であったバート・クニックスホーフェンはそれなりの評価が得られ

  たが、第30回海外遠征のドイツもう1箇所についてはバート・クニックスホーフェンとは

  別の遠征先にすることでユーレックスに依頼中。

 ・卓球メーカーの寄付については三谷団長の助言を踏まえるとともに、ニッタクやヤサカ

  との情報共有も有意義であることから当面継続することを確認。

 ・第30回海外遠征の団長候補者の募集を本日より開始し、次回理事会で決定予定。

 

(11)オブザーバー2名の追加就任について

 ・長内が審議資料に基づき説明し、異議なく承認。

 ・渡辺さん(神戸大学OB)と小野さん(北海道大学OB)のオブザーバーの追加就任を決

  定。

 ・新オブザーバー2名の担当役割の設定については今年度中は保留し、来年度当初までに本

  人の希望を確認するなどして決定予定。

 ・新オブザーバー2名には次回理事会から参加してもらう予定であり、理事会メンバーの

  MLの登録や連盟HPの役員一覧の更新などの対応が必要。

 

(12)連盟HPのOB・OG情報関連新企画コンテンツの進捗状況について

 ・長内が審議資料に基づき報告。

 ・OB・OG紹介シリーズ記事については千葉大学OBの亀崎さんが原稿待ちで、大阪大学OB

  の森田さんには催促が必要であることを確認。

 ・北海道大学OB・OGの寄稿について新オブザーバーの小野さんに次回理事会で相談予定。

 ・ニッタク「日本の肖像」シリーズ記事の進捗状況も紹介(28件中15件が完了)。

 

(13)連盟ドメインの更新料金の支払い対応について

 ・連盟ドメイン更新料金については尾崎理事が今回2年間分(42.34米ドル→5,919円)を

  支払ったことから、2023年度会計報告ではその旨を表記して計上予定ということで問題

  なし。

 ・今後の連盟ドメイン更新料金の支払いに当たってはクレジットカード払いが便利である

  ことから、橋本オブザーバーを中心に連盟本部口座カードの作成を2025年3月頃までに

  検討予定。

 

(14)その他

 ・次回理事会は10月上旬or中旬にオンラインで開催予定。

 

 以 上