第65回全国国公立大学卓球大会は、広島大学主管により2025年8月18日(月)~22日(金)にエフピコアリーナ福山にて開催されました。第64回大会の主管校である千葉大学から広島大学への引継会議を'24年12月20日に実施し、開催準備を本格的に開始しました。その後の幹事校会議・代議員会議の概要、大会結果は下記の通りです。大会成功に向けて関係の皆様に多大なご協力を頂きましたことを御礼申し上げます。
第65回全国国公立大学卓球大会(8月18~22日、於エフピコアリーナ福山)
主要記録(速報版)
<男子>
・団体戦
優 勝 高知工科大学
準優勝 新潟大学
第3位 茨城大学 京都大学
・シングルス
優 勝 本坊 啓史朗(東京科学大学)
準優勝 大久保 樹(新潟大学)
第3位 佐藤 海翔(新潟大学) 内田 秀人(長崎大学)
・ダブルス
優 勝 佐藤 祥太・鈴木 李空(新潟大学)
準優勝 佐藤 海翔・比嘉 要太(新潟大学)
第3位 山口 翔太・矢田 幹太郎(九州大学) 井上 晴貴・松井 智毅(京都大学)
<女子>
・団体戦A
優 勝 高知工科大学
準優勝 新潟大学
第3位 静岡大学 信州大学
・団体戦B
優 勝 岩手大学
準優勝 山口大学
第3位 東京海洋大学 熊本大学
・シングルス
優 勝 長部 心奈(新潟大学)
準優勝 森 美優(高知工科大学)
第3位 中野 理咲子(新潟大学) 井ノ口 侑果(新潟大学)
・ダブルス
優 勝 長部 心奈・中野 理咲子(新潟大学)
準優勝 森 美優・遠藤 晴香(高知工科大学)
第3位 永井 里央子・西内 梨乃(高知工科大学)
佐原 のどか・渋谷 有里子(北九州市立大学)
団体戦ランキング
・男子
1位 高知工科大学
2位 新潟大学
3位 茨城大学
4位 京都大学
5位 千葉大学
6位 金沢大学
7位 名古屋工業大学
8位 九州大学
9位 東京大学
10位 大阪大学
11位 神戸大学
12位 鳥取大学
13位 名古屋大学
14位 岩手大学
15位 静岡大学
16位 愛媛大学
17位 三重大学
18位 徳島大学
・女子A
1位 高知工科大学
2位 新潟大学
3位 静岡大学
4位 信州大学
5位 名古屋大学
6位 金沢大学
7位 神戸大学
8位 高崎経済大学
9位 名桜大学
10位 鹿児島大学
11位 東京農工大学
・女子B
1位 岩手大学
2位 山口大学
3位 熊本大学
4位 東京海洋大学
<第65回全国公大会代議員会議議事録>
1.日 時 2025年8月18日(月)
9:15~9:35
2.場 所 エフピコアリーナふくやま
多目的室
3.出席者 国公立大学卓球連盟:長内
理事長、中山・立花学生理事
広島大学:松本大会委員長
各大学代表者:70名程度
4.内 容 主要な打合せ結果は以下のとおり。
(1)役員の自己紹介(司会:中山学生理事)
・長内理事長、中山学生理事、松本大会委員長がそれぞれ自己紹介を実施。
(2)連盟の活動事業について(長内理事長)
・Googleドライブに格納した連盟の規約に基づき、連盟の4つの活動事業(全国国公立大
学卓球大会、国公立OB・OG卓球大会、海外遠征、卓球研修会)について説明。
(3)前回大会の会計報告について(長内理事長)
・Googleドライブに格納した第64回大会の会計報告について報告し、これを異議無く承
認。
(4)海外遠征および卓球研修会の実施報告について(長内理事長)
・大会プログラムに掲載した「第31回海外遠征実施報告」と「第46回卓球研修会実施報
告」に基づき、それぞれの活動の概要を説明。
・次回の第32回海外遠征もドイツ2箇所に遠征する予定であることを説明。
・次回の第47回卓球研修会も幹事校を通じて1・2年生を対象に募集する予定であること
を説明。
(5)競技上および試合進行上の注意事項について(松本大会委員長)
・大会プログラムに掲載した「競技上の注意」と「タイムテーブル」に基づき、主要な注
意事項の概要を説明。
・主に以下の事項を徹底するように各大学に依頼。
・審判は「試合開始前の練習は1分以内または3本ミスまで」とすることと、スマホを
利用して「ゲーム間の休憩時間は1分以内とする」ことを厳格に運用すること。
・団体戦予選リーグの第1試合のオーダー用紙を時間厳守で開会式が始まる10:00まで
に本部に提出すること。
・団体戦においては、ダブルスの3ゲームマッチ制などの時間短縮策を導入するので、
円滑な試合進行を徹底すること。
・個人戦は原則としてSHUKANシステムのLINEコールに基づき進行していくので、その
進行に協力すること。
(6)次回大会の主管校について(長内理事長)
・次回の第66回大会の主管校として東北大学を推薦し、これを異議無く承認。
・日程は8月中旬に開催する予定で体育館と優先予約の調整中で、日程と体育館は決まり
次第、周知する予定。
(7)次回大会の幹事校について(中山学生理事)
・次回の第66回大会の幹事校として以下の8校を紹介し、これを異議無く承認。
北海道・東北地区:東北大学
北信越地区:信州大学
関東地区:千葉大学
東京地区:東京大学
東海地区:名古屋大学
関西地区:京都大学
中国・四国地区:広島大学
九州地区:九州大学
(8)その他
・福山観光コンベンション協会の助成金制度を活用するために、各大学に所定様式の宿泊
証明書の提出を依頼。
・今回大会のエフピコアリーナふくやまにおいて発生したゴミは原則として各自が持ち帰
ることを周知。
・連盟HP(各地の国公立大会結果、OB・OGの交流広場など)をPR。
以上
<第65回全国公大会幹事校会議議事録>
1.日 時 2025年6月26日(木)20:30~23:00、
7月 1日(火)20:30~22:00
2.方 法 LINEミーティングによるオンライン会議
3.出席者 国公立大学卓球連盟:長内(理事長)、広川(副理事長)、佐藤(会計担当
理事)、中山・立花(東京大学:学生理事)
主管校:松本(大会委員長)・鈴木・折手(広島大学)
幹事校:青山(東北大学)、三河(信州大学)、前田(千葉大学)、伊藤
(名古屋大学)、山根(京都大学)、川上(九州大学)
4.内 容 幹事校会議実施要領に基づき実施した主要な打合せ結果は以下のとおり。
(1)第65回大会の準備状況について
・8月18日(月)~22日(金)の日程でエフピコアリーナふくやまでの開催に向けて準備中。
・参加大学は84大学で参加者数は1,554名になる予定(参加者が1,500人を超えるのは初
めて)。
・上記の参加費の振込は集計が完了して確認済み。
・今後は全トーナメントの作成、タイムテーブルの検討、大会プログラムの作成などをで
きるだけ迅速に実施する予定。
(2)団体戦の進行促進策・時間短縮策の導入について
・団体戦は基本的に2台進行とし、以下の試合方式とすることに決定。
①4単1複:1番ダブルス、2番~5番シングルスとし、2番のシングルスには1番のダブル
スペア以外の選手が出場する。
②2単1複:1番・2番シングルス、3番ダブルスとする。
・団体戦(予選リーグおよび決勝トーナメント)において以下の時間短縮策を導入するこ
とに決定。
①ダブルスは3ゲームマッチの11ポイント先取勝ちのデュースなし(最終ゲームのみあ
り)
②シングルスは5ゲームマッチの11ポイント先取勝ちのデュースなし(最終ゲームのみあ
り)
(3)主要シードの決定について
・連盟のシード決定基準および各大学のエントリーシートなどに基づき、以下の主要シー
ドを決定。
①男女団体戦(予選リーグの組合せ)
②男子シングルス(ベスト32)および女子シングルス(ベスト16)
③男子ダブルス(ベスト16)および女子ダブルス(ベスト8)
・シード決定結果の公開版ファイルは広島大学が開設した第65回大会の専用HPに掲載予
定。
(4)第66回大会以降の主管校について
・第66回大会の主管校は東北大学に決定済みで、日程と体育館について検討中。
・第67回大会の主管校は名古屋大学に内定。
(5)その他
・広島大学は福山市コンベンション助成金の申請に必要な各大学から提出された宿泊予定
書を7/7(月)までに集約すること。
・学生理事は賞状作成の発注手続きを迅速に進めること。
・第32回海外遠征(来年の2月下旬~3月中旬)は第65回大会上位進出者などを対象に参加
者を募集予定。
・第47回卓球研修会(来年の3/9~12)は幹事校メンバーを通じて参加者(女子を含む)
を募集予定。
・幹事校メンバーには今後の各地区大会の戦績記録提供への協力を引き続き要請。
以上
<全国公大会引継会議議事録>
1.日 時 令和6年12月20日(金)20:30~22:15
2.方 法 LINEミーティングによるオンライン会議
3.出席者 長内(理事長)、広川(副理事長)、岡田・中山(学生理事:東京大学)、
鈴木(千葉大学)、松本・兒玉(広島大学)
4.内 容 全国公大会の「引継会議実施要領」や「主管校向けマニュアル」などの資料
に基づき打合せを実施。主要な打合せ結果は以下のとおり。
(1)第64回大会の対応実績結果について
・長内が作成した第64回大会の実施結果(特記事項・反省事項)の資料や千葉大学が
Googleドライブに格納した引継資料に基づき第65回大会に向けた主要な助言事項などを
説明して、これらについて審議。
<第64回大会の反省事項>
・SHUKANシステムの利用に当たり、各大学のエントリー手続きにおいてSHUKANシステ
ムのエントリー漏れの大学がかなりあったことから、開催案内資料においてSHUKANシ
ステムのエントリー徹底の周知が必要。
・個人戦の全トーナメントの作成に当たっては、主管校と合同会社SHUKANにおいてシー
ド選手情報を十分に共有すること。
・大会プログラムの最終原稿の送付に当たっては、個人戦の全トーナメントの作成やタイ
ムテーブルの作成などを考慮しつつ、期限を厳守して対応すること。
・団体戦予選リーグにおいて2台進行のリーグで1番台(ダブルス)の隣の2番台(シングル
ス)で2~5番のやれる試合をやるというルールが徹底不足だったことから、競技上の注
意などに明文化が必要。
<第65回大会に向けた助言事項>
・千葉大学がGoogleドライブに格納した引継資料1式に項目ごとの助言事項などが記載さ
れているので、広島大学の大会委員全員で事前に確認すること。
・主管校向けマニュアルの記載内容についても広島大学の大会委員全員で事前に把握して
おくこと。
・個人戦においてはSHUKANシステムを引き続き導入するとよいが、SHUKANシステムの
トーナメント作成費用についてはその要否を事前に合同会社SHUKANと調整する必要あ
り。
・事前参加調査(予備調査)は3月下旬頃から早めに準備して対応すること。
・幹事校会議では前回大会の成績に基づくリストアップを徹底してシード候補資料を作成
することが重要。
<その他>
・千葉大学がGoogleドライブに格納した引継資料の内、広島大学が更新して利用する必要
のあるPDFファイルについては、できるだけ元のファイル(ワード、エクセル)も追加
して格納しておくこと。
(2)第64回大会の会計報告について
・千葉大学が作成した資料に基づき、第64回大会の会計報告について審議。
・会計報告の最新版の次大会繰越金は1,251,951円であるが、実際は広島大学へ次大会繰
越金を振り込む際の振込手数料を差し引いた金額に減額になることを確認。
・広島大学が第65回大会の専用口座を開設したら振込手数料を差し引いた次大会繰越金を1
月中を目途に振り込む予定。
・今回は千葉大学の会計主任による預金通帳、預金出納帳、現金出納帳の管理が徹底され
ていたことを高く評価。
(3)第65回大会の準備状況について
・長内が作成した資料などに基づき、第65回大会の準備状況などを説明して、これらにつ
いて審議。
<これまでの対応事項>
・日程は2025年8月18日(月)~8月22日(金)の5日間に、体育館はエフピコアリーナふくや
まで内定済み。
・福山観光コンベンション協会の助成金制度を活用することにより、参加者数に基づく大
会規模からすると、40万円の支給が期待できることを確認。
・初めての5日間開催になることから、エフピコアリーナふくやまの卓球台数(最大44
台)、単位所要試合時間の見直し(30分→40分)を踏まえて、タイムテーブルを作成し
試合日程などを検討。
・エフピコアリーナふくやまの使用料(冷房代を含む)を検討した結果、5日間開催の合計
費用が約80万円であることを確認。
・MICE助成金、体育館使用料、SHUKANシステムの利用料(550円/人)などを踏まえて
実行予算を検討した結果、単独収支が約15万円の黒字と見込まれることから、参加費は
第64回大会と同じに設定してよいと一応評価。
<今後の対応事項>
・第65回大会の専用口座を開設して、千葉大学からの次大会繰越金の振込を確認(1月)。
・大会委員を選任してMLを作成するとともに、大会専用HPやLINEオープンチャットを作
成(3月)。
・第64回大会の引継資料を参考にしてGoogleフォームにより事前参加調査(予備調査)を
実施(3月~4月)。
・大会役員、審判長、看護師および後援先などを検討(4月)。
・事前参加調査結果などを反映して実行予算案を見直し(5月)。
・主管校向けマニュアルや第64回大会の引継資料などに基づき、計画的に開催準備を推進
(5月~8月)。
<特記事項>
・エフピコアリーナふくやまと1月初めに調整し、メインアリーナとサブアリーナ(8/17
夜)、多目的室(8/18AM)と大会本部室(8/18~22)と会議室1室(8/18~22)を予
約すること。
・大会専用口座の開設については、会計主任の兒玉くんが連盟の佐藤会計担当理事と相談
しながら三井住友銀行の広島支店と調整して1月中を目途に口座を開設すること。
・会計管理においては、千葉大学の引継資料(第64回大会の会計報告資料など)を参考に
すること。
・大会専用HPは広島大学卓球部のHPとリンクさせて早めに開設するとよい。
・エフピコアリーナふくやまの利用料金(約80万円)の試算結果については、広島大学で
も事前に精査しておくこと。
・開催案内資料1式については、SHUKANシステムの導入やMICE助成金の宿泊関係書類の
提出を盛り込むため、長内と調整して準備を進めること。
・MICE助成金の申請手続きはコンベンション助成金交付要綱に基づき長内と連携して進め
る必要あり。
・SHUKANシステムの導入については、合同会社SHUKANと計画的に情報交換する必要あ
り。
・個人戦ではSHUKANシステムを利用して混乱なく女子もできるだけメインアリーナで試
合ができるように女子部員とも相談して女子選手の満足度向上を目指すこと。
・審判長と看護師の確保については、福山市卓球協会に相談するとよい。
・エフピコアリーナふくやまに下見を兼ねた事前打合せに行く際は、福山市卓球協会のHP
から福山市の卓球大会の開催日程を調べて、できれば大会当日に卓球台や本部席の配置
などを見学できるとよい。
・長内から松本くんに事前送付した主管校依頼文書(捺印版)は広島大学で必要に応じて
活用すること。
以上